オフィスや工場、店舗などで使用している業務用エアコンは、お客さまや従業員が快適に過ごす環境を保つために欠かせない設備です。業務用エアコンに不具合が出始めたり、急に故障したりすると慌ててしまいますよね。修理をして使い続けるか買い替えた方がいいのか、判断に悩まれる方も多いようです。
「効き目が悪くなってきた気がする」「何年も使っているので買い替えるべきか悩んでいる」という方へ、空調設備業者の視点から、業務用エアコンの修理と買い替えを見極めるチェックポイントを解説します。
■業務用エアコンの修理と買い替え判断のポイント
修理か買い替えかを悩まれている時には、「購入年数」をチェックすることで判断の目安になります。
メーカーによっても異なりますが、購入してから1年経っていない場合は保証期間内である可能性が高くなります。保証期間中はメーカーや販売店に連絡をして修理を依頼するのがよいでしょう。
点検やメンテナンスをせず故障の度に修理を繰り返しているようなケースでは、耐用年数に関わらず約6〜9年で使用の限界に達してしまいます。家庭用エアコンと違い、稼働時間が長くなりがちな業務用エアコンは部品も劣化しやすくなります。修理をしてもまたすぐに故障する可能性が高く、買い替えを検討する必要があるでしょう。また、購入から9年以上経っていると部品が製造中止になっていることもあるので、注意が必要です。
購入から15年以上経っている場合は、買い替えがおすすめです。特に2000年以前に購入したエアコンは、最新の省エネ効果の高いエアコンにすることで電気代を大幅に抑えることができます。
エアコンを修理するか買い替えるか悩んだ時には、まずは購入年数や保証期間を確認してみましょう。
■修理と買い替えどちらがお得?
購入年数以外に修理内容も判断のポイントになります。修理が高額になるケースでは、エアコンの耐用年数に達していなくても、買い替えた方がお得なことがあります。
業務用エアコンでは、コンプレッサーの故障や、冷媒ガス漏れが発生している場合には修理費が高くなります。
室外機が大きく振動したり、大きな音がしたりする場合は、コンプレッサーが故障している可能性があります。またエアコンの効果が悪くなる冷媒ガス漏れでは、原因を確認するための耐圧試験や漏れの修理、冷媒ガス封入が必要になり、その分費用がかかってしまいます。修理ではなく、買い替えをした方がお得になるでしょう。
■長期的な視点でエアコン業者を選ぶ
エアコンは購入した後もメンテナンスや修理が必要になります。長期的な視点でエアコン業者を選ぶことも大切なポイントです。
小さなオフィスや店舗の場合、家庭用エアコン業者で十分だと考える方もいらっしゃいますが、家庭用と業務用では規模も設備も異なります。業務用のエアコンや空調設備に対応しているか、事前に必ず確認しましょう。
また、ホームセンターや家電量販店などでもエアコン設置サービスやメンテナンスを受けつけていることがあります。安く気軽に依頼できるのは魅力的ですが、外部の業者に委託しているケースも多く、トラブルにつながることもあるので注意が必要です。
空調設備の専門業者なら、エアコンに関わるダクトや配管の豊富な専門知識があります。地域密着型で空調設備を扱っている業者なら、いざという時にもすぐに対応してもらえるので安心して任せられるでしょう。
■定期的なメンテナンスでトラブル回避
オフィスや工場、店舗の空調設備が故障すると業務に大きな支障が出てしまいます。定期的な点検やメンテナンスをすることで、故障する前に部品交換や修理をして業務用エアコンの寿命を延ばすこともできます。トラブルが発生してから慌てないためにも、早めのメンテナンスを検討しましょう。
茨城県水戸市を中心に空調設備工事を行う友部空調工業では、業務用エアコンの保守・メンテナンスにも対応しています。空調設備についてのご相談は、友部空調工業まで気軽にご連絡ください。お問い合わせ、お見積りは無料で承っておりますのでご安心ください。
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